kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

なかなか興味深い ―― 五輪聖火リレー「大阪市内では中止に」知事と市長が発言

昨日、
大阪、兵庫、宮城の3府県に
新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」適用が
正式に決定されて
公表されました。
これを受けて、
現在
新型コロナの急速な感染拡大が進んでいる
大阪府の知事、そして大阪市の市長が。
それぞれ、
域内での
聖火リレーの中止』を検討している旨を発信。
ニュースとして
大きく取り上げられていますね。



といっても、
この件について注目しているのは
私みたいな
新型コロナの感染状況と
聖火リレー
注目しているクラスターくらいで。
世間一般の関心は低いようです。
まあ、
発表されて内容は至極当然で、
取り立てて目を惹くような突飛な部分がないですから。
「まん延防止等重点措置」適用となって、
イベント開催規制強化、
多人数集合する催しの規制強化、
飲食会合の強化、
など
各種の規制強化が実施される中で。
聖火リレーが行われれば
当然
大勢の観衆が繰り出してきて。
密集して
ギャアギャア大騒ぎ。
その後は、
飲食店に繰り出して、
これまた大騒ぎ、
になるだろうとは想像に難くないわけで。
というか、
これまでに聖火リレーが実施された地域で、
実際に
そのような騒ぎが起きていますし。
自粛要請を出しても、
大方は聞き入られず
観衆が溢れるでしょうし。
なので、
リスクそのものを根源から絶つ
という選択ですね。



この発言について
オリンピック担当相である、
丸川大臣も
『理にかなっている』とコメントを出してます。
でもこれは、
現段階における
大臣の個人的な見解表明であって。
五輪大会組織委員会の裁定とは
まったく関係ないので。
この先、
実際に
聖火リレーが中止になるのかどうか、は
まだまだ不透明な状態です。



私的に
この件に注目している点は、
これが
正式に聖火リレー中止となると。
この先、
前例となって、
感染拡大が激しい地域では
次々に聖火リレーが中止になるだろう。
と見込まれる点です。
まず、
東京、神奈川、埼玉、千葉、沖縄などは
現状の数字でも
実施が厳しい水準ですからね。
さらに言えば、
このような形での聖火リレー中止が
常態化して定着すれば。
その先の
オリンピック開催についても、
東京圏での感染激化が鎮まらない場合には、
当然
『無観客で』って声が大きくなるでしょう。
聖火リレーだって中止にしたのに、
この上、
観客を入れての開催とか無理。
入れても
上限1000人とか3000人に絞って、
とか。
スタンドがガラガラでなければ
無理です。
って主張が
どんどん力を持って大きくなりますよ。
その辺りの機微については、
当然、
五輪大会組織委員会だって
とっくに気が付いているはずで。
それを踏まえた上で
どのような判断が出てくるのか。
今から
興味津々です。

 

 

www.asahi.com

 

五輪聖火リレー大阪市内では中止に」知事と市長が発言

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、大阪府の吉村洋文知事は1日、東京五輪聖火リレーについて、「大阪市内では中止すべきだ」との考えを示した。大阪市松井一郎市長も同日の記者会見で「大変残念だが、聖火リレーは見合わすべきかなと思う」と述べた。今後、大会組織委員会と協議していく。
 大阪府では今月13日と14日の2日間予定されており、大阪市には14日に聖火が入り、市中央公会堂前でイベントが行われる予定になっている。松井市長はイベントについて「無観客(開催)という形を取らざるを得ない」とした。
 大阪府は、緊急事態宣言の前段階と位置づけられている「まん延防止等重点措置」(まん防)の適用を政府に要請しており、5日にも適用される見通しとなっている。吉村知事は中止する理由として「適用地域では不要不急の外出自粛に取り組むべきだ」と話した。

 

 

www.nikkansports.com

 

丸川五輪相、大阪市聖火リレー中止見通しに理解

丸川珠代五輪相(50)が2日、閣議後の会見で、大阪府の吉村洋文知事(45)の「大阪市内の聖火リレーは中止すべきだ」との発言を受け、「自分たちの考えを示すのは理にかなった検討」と見解を示した。
丸川氏は「都道府県に緊急事態宣言が出ている場合、あるいは都道府県独自の規制が発出している場合、必要に応じて公道での聖火リレーを見合わせるなど、柔軟に対応してほしいとの考えが示されている」と前提を説明。「大会組織委員会が(吉村氏の発言を)正式に受け取っている状況ではなく、これから提案するとのことなので、よく状況を協議していただき、府民の皆さまにご納得していただける形を取っていただければ」と話した。