昨日に続いて、
スギホールディングス会長夫妻の
ワクチン接種強要騒動。
予想した通り、
ネット上で
久々の
『上級国民』ネタとして。
オモチャにされていますねぇ(苦笑
そりゃまあ
飢えた狼に餌を出したら、
当然、
こうなるよね、という状況です。
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私的には、
この件、
スギホールディングスの公式謝罪コメントが
けっこう
あの内容はヤバいなぁ。と、
ちょっと呆れていて。
あれ、
誰も指摘してないようだけど、
『会長杉浦自身は過去にアナフィラキシーショックを経験しており、
ワクチン接種を希望しておりません』
この部分、
コレ書いちゃったら、
今後、
会長がワクチン接種した事実が発覚した場合、
この謝罪内容と合致しなくなりますよね?
どう見ても、
自分で自分の首を締めてしまった、
そのようにしか見えない内容です。
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マスコミは当然、
ここを見て、
接種会場に網を張って張り込みしますよ。
なにせ
越境して接種出来ませんから。
よほど特殊な事情が無い限り、
例えば
首相の訪米時みたいな。
そういう特例措置でもない限りは、
地元でしか接種できない仕組みです。
となると、
地域が限定されているので、
情報を拾いやすいですからね。
それで、
接種した事実を掴んだら、
ネタとして
面白おかしくスキャンダル記事に仕立てて上げて
ブッコンできますよね。
なにせ、
『上級国民』炎上ネタは、
確実に数字が稼げる美味しい優良コンテンツですもの。
というわけで、
このネタ
まだまだ炎上しそうな気配です。
だって、スギホールディングス側が
自分で燃料を投下しちゃいましたからね。
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まあ、
それはそれとして。
そもそも
騒動の発端になった
愛知県西尾市の市役所対応について
市が
記者会見を開いて陳謝したときの模様が
ニュース記事になっていたので。
魚拓代わりのブックマークを付けました。
昨今の
インターネット普及で
こういう
発言記録が全部ネット上に足跡として、
保存されていくんですよねぇ。
だから、
一手二手先どころか、
十手先くらいまで読んで
公式コメントをまとめないと。
後々、
行き詰まってしまうんですよねぇ。
本当に
世知辛い世の中です(笑
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まあ、
誤魔化しが効かなくなった分、
まっとうな世の中になった、という。
そんな見方も出来ますけどね。
【一問一答】「不適切だった」「圧力感じた」「かなりしつこかった」 スギHD便宜で西尾市幹部が会見
スギ薬局を展開するスギホールディングス(HD、愛知県大府市)の創業者で、愛知県西尾市在住の杉浦広一会長(70)と妻の昭子相談役(67)が優先的に新型コロナウイルスのワクチン接種をできるよう、西尾市が便宜を図った問題。11日の同市の臨時記者会見には、中村健市長や近藤芳英副市長、簗瀬貴央健康福祉部長の3氏が出席した。3氏との主な一問一答は次の通り。
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副市長が便宜を図ったのはなぜ?■■
近藤副市長
スギHDの会長夫妻には、さまざまな形でご支援をいただいている。何らかの形でお返しができないか考えた。浅はかだった。□□
具体的な支援は?■■
近藤副市長
スギ薬局の1号店跡地に、健康増進施設『西尾市民げんきプラザ』をお二人のご厚意で建てていただき、建物と土地を2017年4月から市へ無償貸与していただいている。同年5月には、快適な街づくりに向けた包括連携協定をスギ薬局と締結している。□□
市長の関与はないのか。■■
近藤副市長
公正ではないということを重々承知していたので、中村市長には相談していない。(中日新聞記者から取材を受けた後に)市長に一連の経緯を報告した。□□
副市長は辞職する考えはあるのか。■■
近藤副市長
自らの責任の取り方については市長と相談する。□□
関係者の処分は。■■
中村市長
現段階では真相究明と再発防止に全力を挙げる。調査後に処分を検討する。□□
スギ側とは何回くらい電話でやりとりをしたのか。■■
簗瀬部長
担当である健康課だけで4、5回はある。私も3、4回は対応したが、何ともならず副市長に相談した。計10回くらいはやりとりしている。□□
秘書からの電話は圧力に感じたのか。■■
近藤副市長
そうだったとの報告を受けている。
簗瀬部長
かなりしつこかった。再三にわたり要請があった。□□
市として圧力があったとの認識なのか。■■
中村市長
報告の内容から判断すると、通常の働き掛けより強いものであり、現場は圧力、プレッシャーと認識していたと考えている。□□
やりとりをした簗瀬部長の中で、記憶に残るスギ側の文言はあるのか。■■
簗瀬部長
さんざん断った後に
(スギHD会長夫妻の秘書から)
『ご夫妻は薬剤師なので医療従事者に絡められないか』と言われた。
『現場で薬局に出ているのか』と聞いたら
『経営者なので出ていない』と言われた。
それが印象に残っている。現場に立っていないのに、
医療従事者にという要請をしてくることに疑問を感じた。□□
ほかに便宜を図っている件はないか。■■
近藤副市長
全くない□□
市民への謝罪は?■■
近藤副市長
貴重なワクチン枠を公平な競争でやらず、特別な配慮をしてしまった。公平性を欠くことになり、行政への不信感を募らせた。私が誤った判断をしたことであり、深くおわび申し上げる。
中村市長
会長夫妻は実際には接種にいたっていないが、優先して予約枠を設けたのは、不適切だった。弁解の余地はない。□□
10日に副市長が考えを改めた理由は何か。■■
近藤副市長
(中日新聞)記者からの指摘を受け、その当時に下した判断が誤りだったと認識した。貴重なワクチンを接種するのを止めなければいけないと考え、スギHDへすぐに連絡した。
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庁内の自浄作用ではなく、外部からの指摘を受けて判断を改めたのか。■■
近藤副市長
残念ながらそのとおりだ。□□
部署内の自浄作用はなかった。■■
近藤副市長
担当課である健康課は依頼を断っている。あくまで責任は近藤副市長と私にある。