緊急事態宣言追加発出、期限延長となって。
さらに
風当たりが強くなってしまった
『東京五輪２０２０』
メディアは
盛んに『中止』の可能性を問うのですが……
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じゃあ、
実際に
中止の決断をする場合に。
何を根拠に中止を決断するのか、
メディアは
これについては
明確に主張しません。
というか、
この
『中止』を決断できるだけの
『根拠』となるものが……
なかなか
見当たらないんですよ。
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いや
正しく言えば、
いくつかあるのですが、
それに説得力を持たせるためには、
他のイベントに対する影響、整合性が
ものすごい事になるので。
おいそれと
選択できない、というべきですかね。
具体的には
メディアが
中止の根拠として頻繁に取り上げる
『国民の安全と安心』
ですが……
東京五輪２０２０ほど
徹底した感染予防で
関係者の中での
感染は起きているものの、
一般市民への感染拡大を抑え込んでいる、
そこまで
感染予防を徹底したイベントを
『国民の安全と安心が得られないので中止する』
とした場合。
これ以下の
感染予防対策しか実現出来ない
イベントは
軒並み
『中止』が妥当、となります。
行政判断の整合性から、
そうならざる得ません。
しかも
この判断が最悪なのは
『無観客でもイベント開催禁止』となることです。
その理由、根拠が、
『人心を緩ませるから』
東京五輪２０２０開催中止に踏み切った場合、
そういう
行政判断が記録として成立、
今後に引き継がれてしまいます。
これを理屈として掲げられたら、
この先、
イベントは
一切開催できなくなります。
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具体的に起きている
事象から要素を切り出して整理すれば。
東京五輪は
規模が大きいために派手に見える物の
『無観客』で『イベント開催』して『ライブ配信』しているだけで、
関係者が
一般市民に直接感染を拡大させたわけではありません。
それが、
『国民の安全と安心が得られないので中止する』
となると。
無観客でのライブ配信すら禁止、
『イベント開催そのものが悪』
となります。
これを
やられたら
エンタメ・プロスポーツ業界は
壊滅します。
新型コロナパンデミックが
終息するまで
イベント開催は一切不可、
となってしまう。
どうやっても
事業として成り立ちません。
生き残れません。
しかし、
東京五輪２０２０が感染源となっていない現状において、
『国民の安全と安心が得られないので中止する』
を理由にして、
中止を決断する場合。
行政判断としては
上記の様な判断を根拠にした、
となりますので、
今後、
そのような基準で
イベント開催は
新型コロナパンデミックが終息するまで、禁止。
と
ならざる得ません。
そのように一貫性を持たせなければ、
最悪、
『日本が恣意的に東京五輪を潰した』
と
世界中から批難されてしまいます。
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果たして
それが正しいのかどうか。
東京五輪２０２０の中止を求めるのなら、
まず
東京五輪２０２０が感染源になって、
一般市民への感染が拡大した、
という証拠が必要ですよ。
人流についても
中止に関しては
地域全体の人流増加は
東京五輪とは関係ないなので。
東京五輪への人流増大が
感染拡大に繋がるリスクを論じなければ為りません。
そこがなければ、
議論になりません。
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ちなみに
東京五輪にならうなら
出発前ではなくて、
出発前、宿到着後、移動後、
など定期的に
もしくは
毎日PCR検査必須です。
あと
一般人との接触は禁止。
外出も１５分以内ｗ
決められた祝初施設、敷地からの外出は原則禁止。
それで、
修学旅行が成り立つんかいｗ
緊急事態でも修学旅行実施 大阪市長「五輪やっている」 [新型コロナウイルス]：朝日新聞デジタル
五輪引き合いに出すなら、バブル方式必須で一般人との接触禁止、完全隔離が前提だぞＷ それで修学旅行成り立つんかＷ
2021/07/31 01:32
緊急事態でも修学旅行実施 大阪市長「五輪やっている」
大阪市の松井一郎市長は30日の記者会見で、大阪府などに新型コロナ対応の緊急事態宣言が出されても、8月に予定されている市立中学校4校の修学旅行は実施すると表明した。出発前に生徒全員にPCR検査を行い、陰性が確認された人が参加する仕組みとする。「感染者がいなければオリンピックもやっている。一生の思い出に残る行事は実施したい」と述べた。
政府は現在、大阪府に「まん延防止等重点措置」を適用しているが、8月2日から緊急事態宣言に切り替える方針だ。期限は同月末まで。市教育委員会によると、4校の修学旅行はいずれも8月下旬に予定されており、行き先は長野県や岐阜県など。
松井氏は「東京はずっと緊急事態宣言中だが感染が始まって以来、一番の感染者が出ている。宣言をしたら（感染拡大が）止まるわけではない」とも述べ、緊急事態宣言の発出に反発。「政府の専門家会議の皆さんには具体的な行動指針を示してほしい」と注文を付けた。
大阪府の吉村洋文知事は28日、軽症・中等症病床か重症病床のいずれかの使用率が50%に達した場合に緊急事態宣言を政府に要請すると発表したばかり。「府民に協力をお願いするためにも、きちんとした基準を定めてやっていきたいというのが僕の考え方だ」とし、政府方針とのずれが生じている。
30日の衆院議院運営委員会では、松井氏が代表、吉村氏が副代表を務める日本維新の会の遠藤敬氏（大阪18区）が、府の意向を脇に置き、緊急事態宣言の発出を決めたとして政府の姿勢を批判。「府民、市民が（病床使用率が50%に達しないよう）頑張ろうとしている時に、やる気もなくなる。自治体が考えたことは、きちっと政府も見守っていくべきだ」と述べた。
追記：
誤解のないように書き足しておくと。
私は
大阪市で
修学旅行を実施することも中止することも
どちらでも良い、と思っています。
きちんと
感染予防対策を実施して安全を確保出来るなら、
実施すればいいし。
出来ないなら
中止という判断もアリだろう。
と。
ただ、
その基準として
東京五輪２０２０を引き合いに出すのは……
東京五輪２０２０は
国内メディアが散々に叩いてますけど。
アレの
防疫対策、措置の内容は
世界最高レベルですよ。
金、手間、掛かってます。
一自治体とか、
私企業などで実現出来るものではありません。
それを
持ち出すのはなぁ……
じゃあ、
そこまでの
防疫措置を実施できるのか、って話になってしまいますからね。
