kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

エーーーッ…… ── 京アニ放火殺人事件被告人質問詳報 『記憶ない』連呼

今月5日から始まった、
京都アニメーション』スタジオ放火殺人事件の裁判。
数十人が焼死した重大事件の公判は、
今日が
7回連続で集中的に実施される被告人質問の最終日だったそうで。
その様子が
ニュースとして取り上げられていましたので。
さっそく
関連するニュース記事にブックマークをつけてみました。



さて、
この事件の裁判ですが、
この手の極刑が想定される重大事件の公判としては
非常に珍しく、
被告が
無罪や減刑を狙って、
裁判を有利に進めるのを目的とせず。
自らの主張、心情を開陳することに注力して、
これまで
事件に至った心情を、
被害者に対して被告が抱えていた憤り、怒り、不満、激情を……
客観的に見て『八つ当たり』以外の何物でもないのですけど。
それを
まったく隠すことなく
一切取り繕いもせず
堂々と述べていて。
犯行動機を
赤裸々にズケズケと表明──
おそらく被告の心情としては『正義の主張』なのでしょう。
客観的に見れば
被告の身勝手で独りよがりな加害理由を述べていまして。
それは
この手の裁判では非常に珍しいケースでして。
日本の犯罪史の中でも
めったにない
レアケースだと思われるので。
私的に
大変興味をそそられて、
傍聴記録を毎回チェックしてきました。



それが
今回はねぇ……
どういう理由からか、
これまでの被告の主張とは一転して、
事件当日の行動について
『記憶にございません』を連発です。
えー!? 何それ!?
今さら
命が惜しくなって日和ったのか。
これは
弁護人が被告人に対してガッツリ『指導』を入れましたねぇw
私的には、
なんだよやっぱり命が惜しいのか、
とガッカリです。
いやマジで、
極刑覚悟でイキった主張を展開して続けてくれる姿を
期待していたんですけどねぇ……
それなら
被告の
『生の声』に近い発言が聞けますから。
この手の事件では
大変貴重な
事件の核心を知るうえで重要な資料になります。



それが
ここへきて豹変して。
命惜しさに、
全編『記憶にございません』回答ですよ。
おまえは
どこぞの悪徳政治家かよ。
罪から逃れたい一心で虚言を弄するとか、
最悪最低だなぁ。
マジで
小狡い印象マシマシで。
良心の欠片も見えなくなったなぁ……
前回までは、
『知恵が足りない世間知らずのバカ』って印象でしたけど。
バカはバカなりに
過去の失敗と向き合って。
自分の言葉で語っていました。
それが
今日の
変心したやり取りを見たら、
『身勝手で小狡い悪人』に変わってしまって。
減刑狙いで、
都合の良い言葉を述べていて。
どこにも救いがないですねぇ……(呆

 

 

www.sankei.com

京アニ被告人質問詳報(14)
当日の「記憶ない」連呼、これまでは記録に基づく発言と説明

 36人が死亡し32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の第9回公判が25日、京都地裁で開かれ、前回に続いて被告人質問が行われた。7回連続で集中的に実施される被告人質問の最終日となる。
 検察側、弁護側、裁判官がそれぞれの立場から、これまで被告が語った内容を確認する。まずは弁護側が、被告がいつの時点で京アニから「アイデアをパクられた」との認識を強めたのか問う。被告が盗用を主張する作品は「Free!」「ツルネ―風舞高校弓道部―」「けいおん!」の3つ。


弁護人「(前科のコンビニ強盗事件で服役した)刑務所で『けいおん!』を見た。このときは」
被告「似たことを考える人がいるんだとしか認識しませんでした」
弁護人「刑務所を出て(平成28年に)京アニ大賞に小説を応募した後、『Free!』を見た」
被告「同じぐらいの認識でした」
弁護人「『ツルネ』を見たときは」
被告「パクっていると考えました」
弁護人「『けいおん!』と『Free!』をパクられたと思ったのはいつ」
被告「(京アニ大賞に)落選したかどうか(のころ)」
弁護人「落選した以上、自身に著作権があるはずだからと」
被告「そうなります」


 被告は、執筆中の小説のデータをUSBメモリースマートフォンなどに保存しており、「スマホからファイルを抜くのは不可能ではない」との持論を述べる。
 弁護側はこれまでの被告人質問での回答が、「今の記憶」と「当時の記憶」、どちらに基づいているのかも確認する。


弁護人「全て今の記憶ではなく当時の記憶で答えましたか」
被告「ちょっと難しい部分がございます」


 被告は、発言の一部は記憶ではなく、「(事件に関する書類などの)記録」に基づいていたと釈明する。


弁護人「事件当日、ガソリンの携行缶をいくつ持っていったかは覚えていないのか」
被告「そうです」
弁護人「包丁も」
被告「そうです」
弁護人「『死ね』と発言した記憶は」
被告「今はありません」
弁護人「(第1スタジオの)中に入って誰がどのように行動したかは覚えていますか」
被告「実際の行動となると、細かく見ている余裕はなかったので、記憶にございません」

 これまでの被告人質問では、事件当日の行動や心境を詳細に説明していた被告。一転して「記憶にない」を連呼した。
 検察側の質問に変わり、「記憶」と「記録」に関して確認する。被告はこれまで、事件前に京都市内で宿泊したホテルで、隣の部屋からドンドンと音が聞こえたと説明していた。


検察官「音は(警察の)公安だと思った」
被告「当時はそう思っていた」
検察官「今は」
被告「何かしらのメッセージだと」
検察官「放火殺人をやめさせたかった」
被告「そうなります」
検察官「それでもやめませんでしたよね」
被告「そうなります」
検察官「どうして(音を出して)邪魔していると」
被告「これだけのことになるので、何かしらでやめさせたかったのかなと」
検察官「当時はどういう思いでしたか」
被告「当時はあらゆることにうんざりしていて、それくらいではやめないつもりだった」
検察官「公安が監視していてもやめようとは思わなかったということ」
被告「それは間違いありません」

 

《引き続き、裁判官や裁判員が質問する》