今日、
突然ニュースになった、イクイノックスの競走馬引退、種牡馬入り発表。
これは、
予想されていた、というか。
JRA天皇賞秋レースの前に……
いや、
噂だけなら
もっと早い段階で、
夏ごろ、
今年のJRA宝塚記念レースに優勝したイクイノックスが
この後
今年の年末までどのレースに出走するのか。
という話題になったときに、
有力な説として。
11月のジャパンカップに出走してそれを最期のレースとして、
故障する前にそのまま引退。
種牡馬入りする、と。
だから
今年の年末から来年にかけてのスケジュールはすべて白紙。
という話が出ていました。
なので
ある程度、
今回発表された内容は、
競馬ファンの間では
すでに予想されていたんですけど。
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そんな流れだったから、
11月のJRAジャパンカップレースに出走した時点で、
嫌な予感がしていたんですよ。
10月の天皇賞に出走して、それで続けて翌月のジャパンカップに出走ですから。
これまでの
イクイノックスの出走間隔ではあり得なかった、
ヘビーローテーションですからね。
3歳の時に、
皐月賞と東京優駿に連月で出走していましたけど。
そのあとは、
2~3ヶ月の間隔をあけての出走を繰り返して、
それで勝ってきましたから。
だから、
中2カ月でベストコンデションまで持っていくルーチンが完成されたんだろう、と。
外からは
そういう風に見えてました。
その
ローテーションで行くのなら、
天皇賞・秋に出走したら、
次の出走は
1ヶ月以上の間を空けて、
12月の有馬記念だろう、と。
それが、
月を空けずに詰めて
11月のジャパンカップに出走してきた、
と。
それはつまり、
夏ごろに噂されていた通りの
年内引退スケジュールで進んでいるのか、
と。
そういう事前情報を知っていていたので、
今回の発表は、
想定通り、というか。
事前に予想されていた通り、なんですけど。
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それでも、
ジャパンカップ終了直後の、
ウィニングランのあとで、
その場で引退宣言が出なかったので。
一競馬ファンとしては、
『ひょっとしたら』という思い、というか。
はかない期待を、
持っていたのですが。
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残念ですねぇ……
もっともっと
不滅の記録樹立をしてほしかったなぁ。
ただ、
馬のポテンシャルからすると、
この先は、
体の成長が今のバランスを崩して。
能力が高いゆえに、その力が馬体を壊してしまうだろう、と。
そういう
故障リスクが避けられない、って判断なんだろうなぁ……
過去にそういうケガで消えていった名馬が
何頭もいますからねぇ。
イクイノックスが引退、種牡馬へ…4日前にGI最多タイ6連勝達成したばかり
競馬の世界ランキング1位に君臨し、26日のジャパンカップ(JC)で最多に並ぶGI6連勝を遂げたイクイノックス( 牡おす 4歳、美浦・木村哲也 厩舎きゅうしゃ )の現役引退が決まった。馬主のクラブ法人、シルクレーシングが30日、発表した。来春から 種牡馬(しゅぼば)生活に入る。
イクイノックスは昨年の 皐月さつき 賞と日本ダービー(ともにGI)は2着に敗れたが、同年の天皇賞(秋)でGIを初制覇。同年末の有馬記念(GI)も優勝し、同年の年度代表馬に選出された。
4歳になると、アラブ首長国連邦(UAE)で行われたドバイシーマクラシックで海外GIを勝利し、帰国後には宝塚記念(GI)も制覇。この秋は天皇賞(秋)を芝2000メートルの日本レコードで制し、JCでは今年の3歳 牝馬ひんば 三冠馬リバティアイランドらを相手に圧勝劇を演じていた。